その時になんと40年ぶりに遇った同室の後輩が二人もいました。
はじめは、お互いに判らなくて「どうもぅぅ・・」なんて「だれだったかなぁ・・?」ってな感じで挨拶して、お互いに名前を名乗ったその「瞬間」に、40年前にタイムトリップしました。
「おおお、〇〇かぁ!!!」「あああ、〇〇さんでしたかぁ・!!」で、年甲斐もなく白髪頭のアラウンド還暦(アラカン)のオヤジ三人が抱き合って再会を喜びました。
彼等も頑張ってきて、二人とも自分の会社を経営していたり、重役になっていたりしてました。
でも、そんな事は「その場」ではまったく関係なくなり、もう40年前の1歳違いの寮の同室の先輩後輩の世界にトリップしていました。
アンシュタインの相対性理論では、理論的にはタイムマシンも可能だそうですが。「心のタイムマシーン」は意外にも私達の回りにあるのかもしれませんね。
「同窓会」はその代表かもしれません。とくに私達の場合は多感な高校生時代に生活をともにしてきたのでなおさらでした。
本当に楽しかったです。
今は会社の経営者や、大きな会社の重役やゴルフ場の理事長さんや、超有名料亭の社長や、大学で教えるような地方の有力者が、多分最近ないでしょうが、「さん」も付けられず呼びつけにされ、会話の中には「社長やってるのかぁ!そうか、そりゃ凄いな、バカ野郎」「おお、もう孫いるのかぁ!そりゃたいしたものだな、バカ野郎」「大学で教えるのかぁ、そりゃ学生が可愛そうだなぁ、バカ野郎」と、意味も無く「バカ野郎」って単語が自然にはいってしまい。
社員や学生の方が聞いたらきっと怒り出すような「すさまじい」会話が行きかっていました。
でも、「そこ」にいるのは、社長でも、重役でも、先生でも、そして、上野の旅館のオヤジでもない。
青春まっただなかの、17歳と16歳の少年達だったのです。
本当に、本当に楽しかったです。
もちろん、恩師の先生方もいらっしゃって、60近いオヤジ達はその先生達の前では、当時のしょっちゅう説教されたり、叱られて正座させられたり、外出禁止で反省文を書かされたした、イタズラ盛りの少年そのままでした。本当に楽しかったです。
皆さんも「心のタイムマシン」をお持ちですか?
追伸・ちなみに私は高校時代は応援団でした。
ラベル:タイムマシーン
お元気ですか?
相変わらず楽しいブログですね。
実は昨年末に結婚しました。
また、会社でブログを始めました。まだまだ、元・若旦那さんのように立派なものではありませんが、よろしければ覗いてみてください。
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